「歯」と「口」のはなし|千葉県千葉市の原田歯科クリニック

口は、食べ物を食べる命の入り口、気持ちを伝える心の出口です。それを失ってしまったら…口はとても大切な器官です。

妊産婦歯科健診

妊産婦歯科健診


妊娠中・出産後は、むし歯や歯周病(歯周疾患)になりやすく、進みやすい条件が重なる時期です。むし歯も歯周病も、始まりは痛みもなく、誰もが症状に気づきにくいので、歯科健診を受けて、歯や口の健康状態を確認しましょう。
赤ちゃんへむし歯菌をうつさないためにも、家族そろってかかりつけ歯科医で定期的に健診を受け、歯のクリーニングや必要があれば治療を受けましょう。



当クリニックは、千葉市 無料妊産婦健診の協力医療機関です


健診では虫歯、歯周病などをチェックします。
妊娠中、出産後のお口のケアは大切です。


「おかあさん、お口の中はキレイですか?」

---------------------------------------------------------------------------


📞原田歯科クリニック
043-232-9988


小さいお子さまがいて、歯医者さんに行けない…
大丈夫です!
当クリニックの保育士がお子様をお預かりします。
もちろん無料です。
安心して来院してください。


歯の寿命を のばすための3つのポイント

歯の寿命をのばすための3つのポイントとは?


日本人は、歯の寿命が長くはないと言われています。
一般に45歳から55歳までのあいだに平均3本の歯が失われていると言われています。
また、55歳から65歳では5本、65歳から70歳では8本の歯が平均として失われているというデータがあるのです。


人の歯は、親知らずを抜かせば28本あります。
つまり、平均として70歳までに12本しか歯が残っていないということになりかねません。


歯を1本失えば噛む力が約10%落ちます。
また、総入れ歯になれば、約70%の噛む力は失われてしまうのです。
噛む力を失えば、食や健康に影響がでてきます。
だからこそ、「80歳までに20本の歯を残そう」という「8020運動」があり、健康的な生活を歯のケアから始めていくことが進められているのです。



歯の寿命をのばすためには、治療よりも予防が大切です。
毎日のケアがその後何年も、自分の歯を守っていくことになるでしょう。
また、自分の歯がどれだけ残っているかによって、きちんと栄養のある食事を続けていけるかに影響が出てきます。



~3つのポイント~

1.歯周病に注意


2.虫歯に注意


3.かみ合わせに注意


痛くなくても、定期的に歯医者さんで健診を受けることが大切です。
歯を残すためにも、3つのポイントをきちんと歯医者さんで診てもらいましょう。


原田歯科クリニック
043-232-9988


麻酔注射が効きにくい人がいるのはなぜ?

Q&A 麻酔の注射がなかなか効かない


Q・
先日、 歯科医院で麻酔を受けたのですが、よく効かず、追加の注射が必要でした。
麻酔がなかなか効かなかったのはお酒に強い私の体質のせいでしょうか?
歯科医師が下手だったからなのでしょうか?



A・
いわゆる「歯科の麻酔」の浸潤麻酔は、歯槽骨によくしみこませなければならず、骨の表面が厚く硬いかたには効きにくいのです。
また、炎症がひどい場合も効きにくいです。
注射の腕や体質とはまず関係ないでしょう。



歯科医師が麻酔を追加して注射したのは、歯科医師の腕が悪いからでも、患者さんがお酒に強いからでもなく、骨の質がとてもよいのだと思います。



麻酔の決め手は患者さんの「骨の質」。
麻酔の効きは、炎症も影響するので、早めの受診をこころがけましょう。



原田歯科クリニック
043-232-9988

口の中にカビが生える!

口の中にカビが生える!

と聞くと、驚きますよね。だって、口の中ですよ。


でも、本当のことなのです。
しかも、決して珍しい事ではありません。


このカビの原因はカンジタ菌という口腔常在菌(普通に口の中に存在)が原因です。


健康な口の中では大人しくしていますが、
色々な原因で身体の抵抗力が低下するとカンジタ菌が増殖して口腔カンジタ症を
発症します。


しかし、口腔カンジタ症は、耐えがたい強い症状を示すことはあまりなく、
治療されずに見過ごされていることも少なくありません。


また、カンジタ症は口腔以外にも皮膚、膣などにも発症することがあります。


口の中や舌にこんな症状はありませんか?

1.粘膜や舌が痛い

・ヒリヒリ、ピリピリした痛み


・灼熱感、しびれを感じる


・食事をすると痛みが増す(特に熱いもの・刺激物)


・入れ歯の調整をしても痛みが治らない


2.口の中、舌の異常

・口の中が乾燥している


・白色の偽膜(拭けば取れる白い苔)がある


3.味覚の異常

・常に口の中が渋い、苦い感じがする


このような症状のある方は口腔カンジタかもしれません。


口腔カンジダ症の大部分は、命を脅かすことはありません。
また、適切な治療により比較的簡単に治すことが出来ます。
もし、舌・頬・唇などの粘膜が白くなったり、義歯性口内炎などがなかなか治らないような場合には、口腔カンジダ症の可能性があります。


気になる方は、歯医者さんで診てもらいましょう。
治療には、抗真菌薬を使用します。


原田歯科クリニック
043-232-9988


むし歯でもないのに歯が溶けてゆく…



歯の表面が黄色く見えたり、何となく歯が丸みをおびえていたり、歯の先が透けて見えたりしていませんか?



それは酸蝕歯(さんしょくし)による可能性が高いです。
その酸蝕歯が進行すると大変なことになります。
今から食習慣を見直す必要があります。



私は甘いものは食べないけれど、みかんや酢の物が好きでよく食べるという方がときどきいらっしゃいます。  
ところがお口の中を診るとむし歯は少ないのに、なぜか歯がすり減って異様に歯の長さが短くなってたりします。  
なぜでしょうか? 



実はみかん等の柑橘類や酢には酸が含まれていて、この酸によって歯が溶かされ小さくなってゆくのです。  


また、ある医院で装着してから約半年で金属冠が脱離してきたと患者さんから言われたことがあります。  


よく話を聞いてみると、この患者さんは温泉に行くのが趣味で 温泉のお湯をよく飲むのだそうです。


ところが、その温泉のお湯は酸性だったため その酸で歯が溶かされ冠との間にすきまができて、冠がはずれてしまったものでした。  
酸っぱいものも温泉もほどほどにしないと、歯が溶けてしまいます。


でも、
酸性のものだから食べない方が良い・・・
などとは決してお考えにならないで下さい。
これらは体に非常に大切なものであり、必要な栄養素が沢山詰まっています。


酸性であることが問題なのではなく、その食品が口の中に存在する頻度と時間が問題なのです。


そして、もう1つ。
固い歯ブラシの使用は避けて、優しく、細かく、夜を含めて1日2回以上は必ず歯磨きをしましょう。


このように、
歯が、痛くなくても歯医者さんで定期的に健診をうけることは、とても大切なのです。


原田歯科クリニック
043-232-9988