「歯」と「口」のはなし|千葉県千葉市の原田歯科クリニック

口は、食べ物を食べる命の入り口、気持ちを伝える心の出口です。それを失ってしまったら…口はとても大切な器官です。

2019年がスタートしました【千葉市の歯医者】

2019年がスタートして、一週間が過ぎました。
みなさんの年末年始はいかがでしたか。


私は、
予定がずっと入っていて、ゆっくり休むことなく終わってしまいました。


しかし、寒い!
このところ、急に冷え込みが強くなって、何かするにも億劫になりがち。
家では、洗面所やトイレ、キッチンとストーブを置きまくってます(汗)
身体が温められれば、気持ちも自然と前向きになれるもの。
よしっ!寒くたって「冬」を思いっきり楽しんでみようかな。


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原田歯科クリニックでは、毎日お昼休み前の時間に勉強会を行っています。
昨日の勉強会は口腔外科出身の小林先生が
抜歯後のドライソケットとCGF について話しました。
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「抜歯後のドライソケットとCGF 」…って、なんぞや。ですよね。


私たちの体は外傷ができると出血し、その後かさぶたになり、それが患部を覆って自然に治っていきます。


歯を抜いた時も同じように血が出ますが、その血は抜歯後の穴を満たします。
溜まった血は「血餅(けっぺい)」というゼリー状の塊となり、フタとなって露出した骨(歯槽骨)を外部からの刺激や細菌から守ります。
やがて傷口の穴は自然にふさがり治癒してゆきます。


ところが血が十分に出なかったり、できかけの血の塊が取れてしまうと、骨に直接刺激があたって炎症を起こし、大変痛みます。
この状態を「ドライソケット」といいます。
2~5%の確率で起こる偶発症で、ドライソケットの状態は治るまで2~3週間ほどかかります。


それで、有効なのがCGFなワケです。
CGF(Concentrated Growth Factors)は、血小板濃縮フィブリンというたんぱく質で成長因子や血小板を多く含みます。ノリのような粘着性があるので、圧接して薄くのばし、造骨する部位を覆う膜として使うことができます。


CGFを抽出するために患者さまの腕から採血(約10ccほど)し、この血液を専用の遠心分離機に13分ほどかけて、血液中の有用な成分であるCGFとAFGを抽出して用います。


当クリニックでは、抜歯やインプラントの成功率をより高めるためにCGF療法という再生医療を用いています。
患者さんにとってメリットも大きく安心、安全な治療なのでお勧めしています。



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本年も皆様の歯の健康について、
より丁寧・より安全な診療を心掛けていきたいと思います。
この新しい年が皆様にとって、より良き年でありますよう心から祈念致します。
また本年も原田歯科クリニック、ドクター・スタッフ共々宜しくお願い致します。





千葉市若葉区桜木2-16-24
原田歯科クリニック
043-232-9988