「歯」と「口」のはなし|千葉県千葉市の原田歯科クリニック

口は、食べ物を食べる命の入り口、気持ちを伝える心の出口です。それを失ってしまったら…口はとても大切な器官です。

「どうせ生え変わるから」そうではないです。【千葉市の歯医者

「どうせ生え変わるから」ではありません。
乳歯の存在はかなり大事。


今日から8月!
早いですねぇ~。このセリフを月が変わることに言っている田邉です。


この8月も駆け足で過ぎ去っていくのかもしれませんね。
今日もまた暑いですが、笑顔で乗り切りましょう!


きょうは、乳歯の話です。
ちょっと前にブログを投稿した、「口腔崩壊のこども」。
乳歯に対する意識の低さが招いたものでした。


乳歯とは2歳~6歳までに生えそろう上下20本の歯のことです。
乳歯は永久歯に比べるととても弱く、周囲の大人が気をつけてあげないと、すぐにむし歯になり、しかも重症化しやすいのです。


永久歯は一生使うものなのでそれだけ丈夫です。
歯の色にも違いがあります。
乳歯の方が白く、永久歯はやや黄色ぽくみえます。
それは、エナメル質や象牙質は乳歯に比べて2倍の厚みがあるためです。
また、数も乳歯は20本ですが、永久歯は32本(親知らずも入れて)。
これだけ大きく異なるのです。


乳歯には、噛む・話す・顎の成長・永久歯の誘導と大きな役割があります。
食べ物を細かく噛み砕いたり、言葉を正しく発音したり、顎の骨の成長を促進したりと子どもの成長を担っているのです。


そして、「永久歯を誘導する」という大切な役割もあります。
乳歯から永久歯に生え変わるとき、乳歯は吸収されて次に生えてくる永久歯を誘導します。
たとえば、むし歯などで乳歯を失ってしまうと、あとから生えてくる永久歯にも障害がでてしまいます。
生える目印を見失って、歯並びを悪くする原因にもなります。


「どうせ、生え変わるから」と思っていた方に、乳歯は大切な存在であることをわかっていただけたら嬉しいです。


少しでも不安や、気になることがあれば
お気軽にお電話ください。


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