「歯」と「口」のはなし|千葉県千葉市の原田歯科クリニック

口は、食べ物を食べる命の入り口、気持ちを伝える心の出口です。それを失ってしまったら…口はとても大切な器官です。

朝、起きたら右側の顎が痛い…【千葉市若葉区の歯医者】


ここ最近は、気温も下がって過ごしやすくなりましたね。
夜は、なんとなく秋の気配がします。
もうあの「危険な暑さ」が、ぶり返さなければいいのですが(汗)


こんにちは、田邉です。




今朝なんですけど、朝起きたら右側の顎が痛いんです…
思い当たるとすれば、「噛みしめ」か「歯ぎしり」です。
寝ている間に、強く噛みしめているようで、顎も疲れてるし、歯も痛い。


ストレスが原因とも言われている「噛みしめ」が歯に悪影響を及ぼすことはご存知でしょうか。人それぞれストレス解消方法があると思いますが、普段から自分で、できることを、ちょっと調べてみました。


奥歯でグッと噛みしめたときに奥歯にかかる力は、最小で30キロ、最大で100キロ、その平均は59キロです。(健康な成人男性20歳~30歳40名を対象に測定した結果)


すごい力ですよね(汗)


この噛みしめが続くと、強い力が加わっている歯が削れ、噛み合わせの面が平らになってしまったり、歯周病の悪化や顎関節症などの悪影響につながります。



では、どのように予防ができるのでしょうか。



1.日頃からかみしめる習慣をなくす(舌の先を上の前歯の裏側につける)
集中して仕事をしているなど、気がつけば日中もよく歯を食いしばっていませんか。
自分の習慣を見直して、つい噛みしめていたらすぐに口を開けて弛緩させることで改善を図ってみましょう。




2.頬やこめかみをほぐして眠る(筋肉の緊張を和らげる)
頭痛が起きたり歯が割れたりするまで噛みしめてしまうなど悪化していく危険性があります。保湿クリームなどで滑りを良くしつつ、指の腹を使って頬やこめかみをほぐしましょう。




3.歯医者さんに相談をしてマウスピースを作ってもらう
マウスピースをつけることで、歯が擦り減ったり、割れたりするような事を予防できます。


マウスピースは持っているのですが、マウスピースを入れて寝るには違和感があって私は苦手でした。


他に何か方法があるなら、有効なのが話題になっているボトックス注射です。


当クリニックでもボトックス注入療法の施術がうけられます。
以前にも、「噛みしめ」がひどい時があって、ボトックスを咬筋に注入してもらいました。その後は、とっても楽になりました。


マウスピース、ボトックス。
噛みしめや歯ぎしりなどでお困りの方、あなたに合った治療法があります。
歯医者さんに相談してみましょう。



原田歯科クリニック|043-232-9988