「歯」と「口」のはなし|千葉県千葉市の原田歯科クリニック

口は、食べ物を食べる命の入り口、気持ちを伝える心の出口です。それを失ってしまったら…口はとても大切な器官です。

歯の行く末が決まる、土台「コア」の材質

テレビのニュースは連日、「危険な暑さ」の話題です。
昨日(7月23日)の最高気温を記録したのは埼玉県の熊谷で41.1度。
2位は、40.8度東京都青梅でした。
どちらもすごい気温です。
朝から気温が高のは堪えますね…(汗)
なんとか、乗り切って参りましょう!!



今日は、むし歯治療で使われる「コア」土台の話です。


むし歯の進行がかなり進んでしまった歯は、治療で天然歯を多く削ってしまうので、被せものをします。
その被せものを支えるための土台が必要になります。
歯科用語では、これを「コア」といいます。
治療を進めていく中で、この「コア」について説明をうけた方もいるのではないでしょうか。


保険治療のコアは、ほとんどの場合メタルコアが使用されます。
保険なので安価で治療ができるのですが、デメリットも大きいのです。
材質が硬すぎるために、金属のくさび効果で歯が割れてしまうことがあったり、再治療が困難になることもあります。
そして、金属アレルギーの原因にもなります。


原田歯科クリニックでは、多くの患者さんが希望される、ファイバーコア。


ファイバーコアは、金属の変わりにファイバー樹脂で作られた土台で、金属の土台に比べて、いろいろな利点があります。

  1. しなる性質のため、歯が割れる可能性が低い
  2. 材質が白いので審美的に有利(かぶせものから透けてみえない)
  3. 再治療になった場合でも、除去が比較的容易
  4. 金属アレルギーなどの心配がない

ただ、歯の状態によっては使用ができないこともあります。
保険治療ではないので、料金が高いこと。
コアを自費でおこなうと、被せ物も自費のものでないとできないというデメリットもあるのです。


コアの材質によって、その歯の行く末が決まるといっても過言ではありません。


被せ物を支える大事な土台ですが、
自費と保険それぞれにメリット、デメリットがあります。
歯科医師と相談して、お選びいただくといいかもしれません。



ファイバーコア②【千葉県千葉市の歯医者】



原田歯科クリニック


043-232-9988