「歯」と「口」のはなし|千葉県千葉市の原田歯科クリニック

口は、食べ物を食べる命の入り口、気持ちを伝える心の出口です。それを失ってしまったら…口はとても大切な器官です。

正しい噛みかた【千葉県千葉市の歯医者】

こんにちは。
田邉です。



今日から6月です!
ついこの前、年を越したと思ったら、もう半年が過ぎたんですね~。
1年の折り返しです。
後半も体調管理に気をつけて笑顔で過ごしたいものです。


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食べ物を噛む行為は、乳歯が生えそろう3歳頃から始まります。



食べ物を噛むときの正しい食べ方についてお話します。



①前歯で食べ物を噛み切る


②口を閉じる


③舌を動かして食べ物を口の奥に送る


④奥歯で噛んで、すり潰して、飲み込む



子どもの頃から「口を閉じて食べなさい」としつけられたのは、エチケットの問題だけでなく、正しく噛むための理にかなったものでした。



ところが、最近は口を開けたまま食べる子も多いと聞きました。



これは、唇を閉じる力が弱く、口周りの筋肉も緩んでいて、前の方の歯で噛んでいるからです。



唇を閉じて奥歯で噛むと、口周りの筋肉は大きく動きます。


これが正しい※1.咀嚼(そしゃく)。


舌、唇、頬をバランスよく使えることが大切です。



幼児期に悪い食べ方を続けていると、口周りの筋肉が鍛えられません。


口周りの筋肉が鍛えられないと、うまく噛むことができず、飲み込むまで時間もかかり、歯並びや噛み合せが悪くなる一因となります。


噛むことは、あご骨の成長発育に影響するからです。


また、噛み合せの悪さは、不明瞭な発音、舌足らずな喋り方を引き起こします。



それに、歯並びの悪さで、口が閉じられない場合もあります。


お子様がポカン口なら、一度、歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか。


正しい食べ方を、今一度見直してお子様に教えてあげてください。


お子様に教えるときには、食べ物を前歯で噛みきって奥歯で噛むという流れが、出来る食べ物で噛み方を教えてあげるとわかりやすいと思います。



※1.咀嚼【そしゃく】食物を細かくなるまでよく嚼(か)むこと。




原田歯科クリニック|千葉市若葉区
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