病名:咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)
咬合力によって生じる歯周組織の障害を、咬合性外傷といいます。
食いしばる力が一定の時間を超えると、*歯槽骨が少しづつ溶けていき、歯が動き始めます。歯周病でもないのに、力のみで歯が揺れてくる現象です。
*歯槽骨(しそうこつ)歯の根を支える骨をさします。
軽い外傷であれば、噛み合わせの調整で、ほとんどが治ります。
揺れていた歯も1~2週間で治ってしまいます。
しかし、重症の場合は歯槽骨が溶けてしまっているので、頑張って治療しても治らないことが多いのです。
歯槽骨が溶けてしまってからでは遅すぎます。
では、対策をどのようにすればいいのでしょうか。
咬合性外傷の防止策
・噛み合わせの調整
・マウスピースの装着
・歯周病の治療
・隣の歯と冠(差し歯)で連結(つなげる)する。
半年は、歯医者さんに行っていないようであれば受診することをおススメします。
年齢とともに、口腔内の状態も悪くなっていきます。
痛みがなくても、定期的に歯医者さんにいくことで、歯肉の状態から、歯ブラシができているかなど、口腔内のチェックをしてもらえます。
千葉市若葉区|原田歯科クリニック
043-232-9988
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