「歯」と「口」のはなし|千葉県千葉市の原田歯科クリニック

口は、食べ物を食べる命の入り口、気持ちを伝える心の出口です。それを失ってしまったら…口はとても大切な器官です。

もしかしたら、あなたの骨が少しづつ溶けてきているかも【歯周病チェック】

日本では、実に40歳以上の8割が歯周病だそうです。
10代、20代でも歯周病になっている可能性があります。


歯周病を放置していると、歯茎から少し血が出たり、歯茎がむずがゆくなったりといった小さな症状が現れます。
そのうちに歯茎が腫れる頻度が高くなったり、朝起きると口の中が臭くなったり、膿の味がするようになり、徐々に症状が重くなってきます。
恐ろしいことに、これは骨が少しずつ溶けてきているサインです。


さらに放置した場合、硬い物を食べづらくなったり、歯の揺れが気になったり、急に歯茎がパンパンに腫れたりしはじめます。
ここまでくると、確実に骨は溶けています。
鏡で口の中を覗いて、「歯が長く伸びてきた」と感じたら、間違いありません。
骨が溶けてくると、歯茎は腫れながら少しずつ位置が下がってきます。
歯が長く見えるというのは、正確には歯茎が痩せて、これまでより歯の多くの部分が見えていることが原因なのです。


これを放置してしまうと、ある日突然、物を食べている時に自然と歯が抜け落ちてしまいます。
咀嚼していて、「あれ??なんだろ?この硬いもの」それが自分の歯だったという状態になるのです。
そうなってしまった時には、他の歯も、もう手遅れなのです。
すべての歯で歯周病が進行しています。


骨が溶けてなくなってしまう前に、早めに歯科医院にかかってください。
溶けた骨は元にもどりません。


歯周病チェック

1.口臭を指摘された
2.歯茎がむずがゆい
3.歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
4.歯茎が浮いた感じがある
5.歯を磨くと出血する
6.朝、口の中がネバネバする
7.歯茎を押すと血や膿がでる
8.歯茎が腫れている
9.グラグラする歯がある
10.かたいものが噛みきりにくくなった


以上の項目に当てはまった方は、歯周病の疑いがあります。
悪くなってからでは、手遅れになりますので、歯医者さんでキチンと健診をうけましょう。


むし歯や歯周病かも?で歯医者さんに行くのはなく、
「むし歯や歯周病にならないために歯医者さんに行く」という考えにシフトチェンジしましょう。



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